英語をどう学ぶか?
- Part 1
(How to learn English)
受験英語を通しての社会体験とグローバルコミュニケーションスキルの習得 - Part 1
現在WINGS EDUCATION for Childrenのプログラムの特徴の一つとして、”英語で行う“ワークショップ等を開発・企画しています。ホームページにも書いたように、世界標準語である英語を“実際に使う”機会を通じて、グローバルコミュニケーションツールとしての英語を“もっと学びたい”という情熱(モチベーション)を持ってもらうことが狙いです。
では、ツールとしての英語をどう学び、磨きをかければ良いのか? 書店に行ったりネットで検索すると、それこそ星の数程多い英会話学校案内や英会話CD、英単語帳、受験英語の参考書・ハウツー本などが多数ありますが、人それぞれに合った学びの方法やスピードは千差万別で、これには正解は無いと思います。
その中で、いままでの経験上一つの確信があります。それは、興味を持ってはまり、没頭し、自分で体験し、楽しいと思いながら学ぶほうが断然効率もいいはずであり、学びのスピードも指数関数的に上がるということです。自らの体験を振り返ると、入社後出張に行ったアメリカのスーパーやファーストフード店で、簡単な英語さえ理解できないショックや驚きをばねに、英語のリスニングの習得に没頭したことがいまでも記憶の奥底に鮮明に残っています。
このような経験を積み、”自ら学ぶ” ことが理想であり、そのような刺激やモチベーションは、教室で教材を見ながら文法ばかり覚えたり、単語帳を一心不乱に覚えたりすることからは出てこないと思うようになりました。しかしながら、現実を振り返ると、子供たちは学校内外で楽しい事をたくさん経験している一方で、いざ高校・大学進学を目指す時期がくると、入試による選抜が待ち受けており、理想の学びとは対極にある 受験の為の詰め込み型、ときには苦痛に感じる英語勉強に多くの時間を割いているのではないでしょうか。
このような理想と現実とのギャップを考えている最中、知人の子供の大学受験の為の英語を教える機会が訪れることとなりました。このせっかくの機会を活用して、従来からある”詰め込み・苦痛型“の受験英語の学び方を工夫することにより、こどもたちが以下のような理想の学びを身に着ける手助けが出来たらいいなと思い始めました。(この理想の学びは、WINGS Education が目指すビジョンでもあります。)
結論から言うと、グローバルコミュニケーションの経験を実社会で積んだガイド役(コーチ・ファシリテーター)のサポートのもと、工夫次第では、合格するための英語力と共に、より理想に近い学び方を身に着ける(Learn how to learn)ことが出来ると信じております。
この試みを現在実践中で、この経験を通して得た知見をWINGS Educationの将来のプログラム開発とビジョン実現のために活用し、その影響の輪を広げようと考えています。(ちなみに日本の学校では”意義のある学び方” が習得できる英語教育の環境はいまだに整っていないと思うので、別の機会で ”あるべき理想の英語教育“をまとめたいと思います。)
では、どのようにすれば合格するための英語力 + 理想の学び方の習得 (Win-Win) を達成できるか?
この Part 1では 、まず受験英語と受験産業の現状分析をまとめています。Part 2 では、現状分析に基づいて、Win-Win を達成する方法についてまとめる予定です。
<受験英語と受験産業の現状分析 - 大学受験の例>
Part 2 (Win-Win を達成するための工夫) に続く。。。
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